【第6話】東大で行われた学会に参加してきました。

 

秋の学会シーズンに突入し、私も休み無く、参加しております(^^;)

 

今日は、11月3日の休日に、東京大学で行われた第46回現代医療鍼灸臨床研究会「超高齢化社会における高齢者の新しい概念と鍼灸治療」に小泉が参加してきましたので、そのお話です。

 

先ず始めに、はり処愈鍼の鍼灸施術は、経絡・経穴などを駆使した「古典医学(東洋医学という場合もあります。)」で行われています。

鍼灸の専門学校や大学でも必ず「東洋医学」や「経絡経穴」を学びます。

ちなみに私は鍼灸専門学校で東洋医学や経絡経穴の科目を教えています。

 

それと同時に、鍼灸専門学校や大学では、「解剖学」や「生理学」といった基礎医学や、一般的な病気を学ぶ「臨床医学」や「リハビリテーション医学」などのいわゆる「現代医学(西洋医学という場合もあります。)」も学びます。

 

東洋医学的な鍼灸を行っていると、現代医学的なことは学ばなくても良いように感じる人もいるのですが、さにあらず。

実は、東洋医学をやっているからこそ、現代医学を学ぶ必要があるのです。

この話は、すっごく長くなるので、また別の機会に話をします(^^;)

 

さて、話を元に戻して、研修のお話です。

 

今回の学会は、高齢者の実際の診療について、埼玉医科大学教授の橋本正良医師のお話から始まりました。

総合診療医の視点からの高齢者の診察について、我々鍼灸師にとって必要な部分を、わかりやすくお話しくださいました。

お話の中に、「見た目が若い方が長生きする」というデンマークの研究のお話があり、私が施術している方達も、皆様実年齢より遙かに若く見えるので、実感としては理解していたことにエビデンス(根拠)があるのに驚きました。

 

また、「高齢者のQOL(生活の質)を阻害する症状に対する鍼灸治療の最前線」として、慢性腰痛・神経性間欠跛行(脊柱管狭窄症の代表的な症状)・排尿障害(夜おしっこに何回も目が覚めるなどの症状も含まれます)・嚥下障害(ものが飲み込めない)について、超一流の鍼灸師の先生や、医師の先生の治療について伺ってきました。

 

私の臨床経験では、嚥下障害に関しては、それほど経験が無いですが、その他の症状についてはかなりの施術をやらせていただいており、一定の効果を出しています。

 

現代医学的な鍼灸施術は、治療評価が医師や理学療法士など他職種の方にも共通事項として評価出来るようになっており、はり処愈鍼でも東洋医学的な診察法とは別に、現代医学的な評価も行い、効果を客観的に評価出来るように取り組んでおります。

 

新しい気づきを沢山戴いた学会になりました(^^)

 

先週の東京は非常に暖かく、まさに秋晴れという感じで、お昼休みには散歩がてら湯島天神に参拝し、学生さんの学業祈念をしてきたら、うっすら汗ばんでました。

 

次回は私が主催する研究会が、先日行われたので、そのことについて書いていきたいと思います。

 

本日も最後までお読みいただき有り難うございました。

 

ではまた。