【第22話】花粉症の鍼灸施術急増中!~春のセルフケアについて①~

 

最近暖かくなってきて、仙台もまさに春爛漫といった感じですね(^^)

 

暖かくなって嬉しいことばかりかと思っていたら、今年は花粉の量がものすごく多く、宮城県は昨年から比較すると200%以上の飛散量で、例年と比較しても多い年のようです。

 

それに伴い、花粉症の鍼灸希望の方が激増しております(^^;)

 

花粉症は鍼灸施術が効果を出しやすい症状の一つです。

実際、私も酷い花粉症でしたが、セルフ鍼灸施術により症状が劇的に改善しました(*^_^*)

 

また、花粉症に限らず様々な症状が、生活にほんの少し「養生(セルフケア)」を取り入れることにより、改善が早くなります。

 

そこで今回は、「春の症状に対する養生」について簡単に書いていきます(^^)

 

①暖かくなってきたとはいえ、肌をさらしすぎない。

最近は暖かかったり、肌寒かったりと様々ですが、仙台の春の気候として「風が強い」ということがあげられます。

少し暖かいと風が心地よくて、ついつい薄着になりがちですが、ここで肌を風にさらすと足下は冷え、顔に「のぼせ」が出てきたりします。

この「のぼせ」が花粉症の症状や、頭痛・肩こりなどの上半身の症状の原因の一つになります。

なので、出来るだけ薄着でも肌をさらさないようにし、特に足下や首周りなどは気をつけましょう!

首周りは鍼灸治療で使用される「経穴(ツボ)」にも「風池」や「風門」など風のつくツボが沢山あり、風に弱い部分として昔から認識されていました。

ですから、首のうしろから背中にかけて、風にさらさないのは凄く大事です!

 

また、今の時期の「のぼせ」は、足下を温めるとすーっと落ち着いてきたりします。

温め方としては、夜湯船に浸かる前に「足湯」をしてから浸かると最初から半身浴や全身浴をするよりも効果的に温めることが出来ます。

こちらもオススメです。

 

セルフケアを書き始めたら、長くなったので今日は先ず①だけで(^^;)

次回以降に②を書きます!

 

本日も最後までお読みいただき有り難うございました(^o^)

 

ではまた。

 

※写真は当院でお出しする花粉症に効く「べにふうき茶」です。美味しいですよ(^_^)

引用

1)大上勝行:東洋医学の春夏秋冬 三樹書房:27,2013