【第14話】鍼灸の研修会の講師を務めさせていただきました。

 

いよいよ今年も残りわずかになりました。

愈鍼の施術日は、年末は29日までを予定しておりますが、どうしても施術してほしい!なんて方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください(^^)

 

 

さて、今回は私が2週連続で鍼灸の研修会の講師を務めさせていただいたので、そのお話です。

 

 

通常、水曜日と木曜日の週二日間、鍼灸専門学校で90分授業×6コマ教壇に立たせていただいております。

ここは、「普通の人を鍼灸のプロにする場」ですから、東洋医学から現代医学、鍼灸の実技指導など様々な分野について指導させていただいております。

もちろん臨床を意識したお話もさせていただきますが、学生の方達には先ずしっかり基礎を教えています。(個人的には医療における理論は、臨床に活かせなければ意味が無いと考えていますので、臨床の話も結構します。)

 

そんな感じで日々教壇に立つ院長。

しかし今回講師を務めさせていただいた臨床実技研究会と経絡治療学会東北支部の参加者の皆様は全員「国家資格を持つ臨床家」の方々。

しかも内容は実技講習有り。

 

学生さんに講義をさせていただくのと、日々患者様と向き合っている臨床家の先生方に講義をさせていただくのでは、講義のやり方にも違いがあります。

今回は臨床家の先生方が、各研修会のテーマに沿った実際にお困りの患者様について最初に質問を受け付け、その質問にお答えする形で講義を始めました。

こういった形式は学校では出来ないものです。その分いつもとは違う緊張感がありますが(^^;)

また、プロの先生方の前で自分の鍼灸の実技をご覧に入れるのもなかなかの緊張感です。

 

でも、学校での講義や研修会での講師という、ただ「鍼灸師」という仕事をしているだけではなかなか出来ない経験が、結果的に自分自身の学術や技術の向上に大いに役に立っているなと日々実感しております。

 

次も講師を務めさせていただけるように、教え子の学生さんや参加者の臨床家の先生方に恥じない日々の臨床を心がけていきたいと思います。

 

本日も最後までお読みいただき有り難うございました(^o^)

 

ではまた。