【第10話】愈鍼の鍼灸施術~腰痛の施術について①~

 

最近、愈鍼の鍼灸施術についてお問い合わせが何件かあり、Blogでも当院の施術について書いていこうと思います。

 

今回は、今日から数回に分けて、当院の施術を受けられる方の症状でも上位を占める「腰痛」について書いていきます。

 

「腰痛」は病気ではなく、「腰が痛い」という【症状】を指します。

当たり前ですが(^^;)

なぜ、この当たり前のことを最初に書いたかと言いますと、「腰が痛い=大した病気じゃ無い」では無いですよ。ということを意識してほしいからです。

 

厚生労働省によると全腰痛患者の約1%強には「感染性脊椎炎や癌などの脊椎転位、大動脈瘤や尿路結石などの内臓疾患」があるとされています。1)

実際に院長がこれまで治療した患者様も約30人が、病院では診断を受けていない「腎盂腎炎」や「尿管結石」などの内臓疾患からくる腰痛でした。

当院で内臓疾患からくる腰痛を疑った場合は、適切な病院をご紹介し、病院と連携を取りながら施術をさせていただきます。

 

はり処愈鍼は東洋(古典)医学に乗っ取った施術をしておりますが、現代医学を軽視してはいないですし、もちろん否定もしていません。

現代医学の施術の方が、回復が早く、優先される場合は、すみやかに病院の受診を促します。

 

逆に鍼灸施術が得意な腰痛があります。

 

それは「ぎっくり腰」です。

 

「ぎっくり腰」に関しては、様々な施術法がある中で、鍼灸が一番効くのでは?と小泉は感じています。

実際に1週間以内に起きた「ぎっくり腰」なら、1回から多くても3回ほどで日常生活に支障が無くなる程度になることが殆どです。

ただし「ぎっくり腰」もいわゆる「症状」ですから、原因が①脊柱の圧迫骨折②内臓疾患などの場合は上記の通りではありません。

 

施術を受けられる方の状態に合わせて施術回数は変わりますが、愈鍼では初めて施術を受けられる際に目安となる愈鍼回数をお伝えしますのでご安心ください(^^)

 

またお電話でお問い合わせ戴いても、おおよその施術回数をお話しできる場合がありますが、こちらはお話だけでの判断ですから、お越し戴いて回数を決めるより、精度が甘くなりますことをご了承ください。

 

年末に向けて辛い腰痛を抱えたまま年越ししないようにしていただければ幸いです^^

 

本日も最後までお読みいただき有り難うございました(^o^)

 

ではまた。

引用

1)厚生労働省 腰痛対策(PDF)

URL:www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/…/1911-1_2d.pdf