【第68話】ギックリ腰について!
「はり処 愈鍼(ゆしん)」院長の小泉です。
※当鍼灸院の感染症対策はこちらの「当院の緊急事態宣言時の対応および感染症対策について」に詳しく載せております。
仙台も短い秋が訪れ、すっかり季節が変わって参りました。
前回のBlog(なんと8月…泣)で、寝違えや、ギックリ腰で御来院なさる方が増えていると書きましたが、本当に増えました…。
仙台は、急激な気温変化もあり、体調を崩される方が多く、当鍼灸院の8月、9月の満床率は98%。
ネット予約も全く空けられず、わざわざお電話でお問い合わせいただいた方もいらっしゃり、大変ご迷惑をおかけしました。
今月は急激な症状の方がご卒業なさり、予約枠に余裕が出て参りました(*^o^*)
Blogを更新する余裕もでてまいりましたので、今回はギックリ腰について書いていきたいと思います。
〇そもそも、ギックリ腰とは?
急に起こる腰の激しい痛みのことで、ちょっとでも動こうとすると鋭い痛みで、酷いと身動きが取れなくなります。
年齢的には、10代~20代などの若い方から40代~50代の方、それ以上の年代の方にも起こりえます。
院長の鍼灸臨床の経験の中で一番若かったギックリ腰は、小学校5年生でした(^0^;)
〇ギックリ腰の症状
腰の周りにおこる突然の激しい痛みが特徴で、多くは熱感などの炎症所見を伴います。
非常に強い痛みのため、様々な姿勢を維持することが難しく、日常生活や仕事に大きな支障が出るのが特徴です。
酷い方は、寝ていても寝返りをうつことすら難しく、首や背中など腰以外の部分を動かしただけでも、腰に強い痛みが走ることがあります。
〇ギックリ腰の原因
ギックリ腰は主に、腰の骨や骨盤を支える筋肉や筋膜の炎症、関節を支えている組織の炎症などが原因で起こります。
日常生活がままならないほどのひどい腰痛ですから、腰によほど大きな負担がかかった時に起こるのではないかと想像する方が多いのではないでしょうか?
実際には、落ちたものを拾おうと前にかがんだり、寝起きで身体を伸ばしたときなど、日常生活中の些細な動作でギックリ腰を起こすケースがほとんどです。
また、くしゃみでギックリ腰になってしまい、そのまま動けなくなるという方もいらっしゃるので注意が必要です。くしゃみは意識的にコントロールすることが難しいですが、くしゃみがでそうになった時に姿勢を整えて備えることはできるでしょう。
くしゃみがでそうになった時は、テーブルや壁に手をついて支えたり、膝や股関節を軽く曲げたりして腰にかかる負担を分散させることで、腰に大きな負担がかかるのを防ぐことができます。
くしゃみは、時に肋骨を骨折してしまうケースもあるほど、大きな負担がかかる動作なので、くしゃみがでそうになった時は事前に体制を整えるなど対策をして、ギックリ腰にならないように工夫しましょう(^^)
次回はギックリ腰の対処法について書いていきたいと思います!
皆様のお悩みに応えられるよう、今月も誠心誠意、鍼灸施術をさせていただきます。
◎『御予約はこちらからどうぞ。』
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仙台市青葉区立町にある鍼灸院「はり処 愈鍼(ゆしん)」
院長 小泉直照
○来院数の多かった症状(9月)
1位腰痛(ギックリ腰 脊柱管狭窄症 ヘルニア) 2位頭痛 3位肩こり(寝違え スマホ首・眼精疲労) 4位自律神経失調症 5位月経に関するトラブル