【第31話】怒濤の研修・学会ラッシュ!~6月篇~

「はり処 愈鍼(ゆしん)」小泉です。

 

早いもので、もう9月。

前回から私の研修の備忘録を書いておりますが、今回は5月の残りと6月篇です。

いつ9月に追いつくのか...

早く書き上げて、新シリーズに移行せねばと焦っています(^^;)

 

5/27 臨床実技研究会第24回オープンセミナー (主宰)。

臨床実技研究会は私が主宰する鍼灸の研修会で、もう少しで設立11年目になります。オープンセミナーは日本各地から臨床家として名高い鍼灸師の先生方をお招きし、東北各地の鍼灸師の先生方や学生さんにご参加いただき、東北の鍼灸師の学術向上を目的としている会です。

今回は前夜に引き続き、神奈川の長谷川尚哉先生にご登壇いただき、「世界の疼痛鎮痛理論の最新ダイジェストとその刺し方の実技講義~腰痛、坐骨神経痛、シンスプリント、足底腱膜炎など~」というテーマで講義をしていただきました!

長谷川先生の講義は、座学も実技も密度が物凄く高く、鍼灸師から学生まで大変人気の講義。今回は「fascia(ファッシア)」を豊富な動画や画像を用いて、大変高度な内容をわかりやすく、丁寧にご講義いただき、午後は分類別の腰痛施術や、シンスプリント、足底腱膜炎について、実技供覧いただきました。

愈鍼でも腰痛でお悩みの方は沢山御お越しいただいてますので、自身の施術の質を上げていただけるセミナーでした(^^)

 

6/2~3 全日本鍼灸学会全国大会(大阪)

私が所属している全日本鍼灸学会の全国大会に参加してきました。今回はお世話になっている先生方の発表が沢山あり、不妊症に対する鍼灸施術や美容鍼灸の発表など様々な発表を拝見いたしました。

こうした地道な研究・発表が鍼灸施術のエビデンス(根拠)になっていきます。

常に最新の知見を学ばねばと襟を正してくれる学会です。

 

6/17 第2回 医鍼連携研修(東京)

東京大学医学部附属病院を会場に行われる通年講座の2回目です。今回は肩の痛みがテーマでした。現代医学的な鍼灸施術と東洋医学的な鍼灸施術のアプローチの違いの比較が大変勉強になりました。

 

6/24 臨床実技研究会第25回オープンセミナー (主宰)。

今回は講師に鳥海鍼灸院院長であり、慶応義塾大学神経内科非常勤講師や、慶応義塾大学医学部や関連病院である湘南慶育病院の鍼灸科で日々臨床・研究・教育でご活躍なさっている鳥海春樹先生にご登壇いただき、「耳鳴り・難聴」について御講義していただきました(^^)

午前中に座学として、先生の研究の中核をなしている「コリMAP」、耳鳴り・難聴のレッドフラッグ、病院への御高診願いなどについてお話しいただき、午後はグループワークの実技指導。

鳥海先生から鍼灸師としてのあり方や、業界への展望のお話、参加者の皆様への熱いエールをいただき、主宰者として胸が熱くなる思いでした(T_T)

 

まだまだあるのですが今日はここまで(^^;)