【第2話】愈鍼(ゆしん)の休日について~研修篇~
「はり処 愈鍼(ゆしん)」小泉です。
本日は「愈鍼(ゆしん)の休日」についてお話しします。
ホームページにも書いてありますが、愈鍼はお休みが多く、施術を受けられる方にはご迷惑をおかけいたしておりますm(_ _)m
施術を受けられる方や近隣の皆様にも「いつやってるの?」、「開業したばかりなのに休んでばっかね。」なんて言われてしまいます(^^;)
一方で、午前勤務している「橋本クリニック」の患者様達には、「いつ休んでるの?」、「先生見た目より若いもんねー」って言われることがあります。
実は愈鍼が休みの日もほぼ休み無くお仕事しております。
休日の日のお仕事は大きく分けると、
①鍼灸専門学校の教員
②鍼灸の研修会・学会などの運営や参加
になります。
今回は【鍼灸豆知識1】でも予告した鍼灸の研修についてお話しします。
施術を受けられる方や学生さんからも時々言われる、「先生まだ勉強するんですか?」
答えは、いつも決まって「勉強しなくなったら、この仕事(施術)辞めるときです。」
本気でそう思ってます。
医療業界に入って早15年近く。国家資格を取得して12年。鍼灸を学び始めて10年ぐらい。少なくとも国家資格を取得して12年間は毎日何らかの勉強をしています。
盆も正月も無いです(^_^;)
滅多に行かない旅行の時でも、「本」と「鍼」は欠かさず持っていきますし、例え海外でも欠かしません。
(ちなみに院長は中国やハワイにも鍼を持っていき、自分や家族の施術をします。「時差ぼけ」なんて速効で解消しますが、鍼やらない人たちはどうしているんだろう?と私は疑問に思ってます。)
さて、そんな小泉ですが、勉強の一つに「研修会や学会」があります。
鍼灸には様々な研修会や学会があり、私自身も仙台で10年ほど続く研修会を主宰しています。
先日の日曜日は、私が学生時代から参加させていただいている「経絡治療学会 東北支部」でした。
この「経絡治療学会」は、専門学校の教員をされている方もいらっしゃいますが、講師はほとんどが「臨床家」で構成されています。
専門学校の教育は、その土台に「学生を国家試験に合格させる。」ということがあるのに対し、経絡治療学会を始めとした「研修会」は、「臨床のできる鍼灸師の育成」を土台としています。
なので、学校教育は「臨床家」にはあまり縁が無いものも含まれますが、研修会には臨床に直結した学びを得られます。
経絡治療学会東北支部は毎月研修を行っており、参加するたびに様々な「学び」があります。
また、開業歴何十年の先生方に色々な臨床上の質問などもさせていただけます(^^)
なかなか本から得られない「生きた臨床トーク」は貴重なんです。
今回も色々勉強させていただきました。
また、最近は経絡治療学会という学生だけでは無く、臨床家も参加する会で講師や講師助手もさせていただいており、これはこれで非常に勉強になります。
こういう「学びの経験」が、普段の愈鍼での鍼灸施術に活きてきていると思います。
是非当院で「日々研鑽を積んだ鍼灸施術」を体感していただければと思います。
今回も長くなりましたが、最後までお読みいただき有り難うございました。
次回は「養生」について書いていこうと思います。
ではまた。